第3回CodeIQ感謝祭「春のエンジニアまつり」 行ってきた|Advent Calendar 2016
IT系の勉強会行ってきた Advent Calendar 2016 - Adventar の7日目!
スポンサーセッションのメモは無いです。
情報共有から始めるチーム開発とキャリア戦略
- 情報共有は永遠のテーマ
- 1980年代後半:QA時代、オフィスオートメーション
→紙の事務作業をコンピュータを利用し効率化を図る - 1990年後半:MSがSharePoint等サービスとして出てきた
- 情報と知識の違い
- 情報共有という言葉は根付いているが知識を共有する必要があるということを忘れずに
- Googleを例に文化を作っていく必要がある
Share Everything You Can:問題ないなら何でも共有しよう - Slackの登場でリアクションにかかるコストが低かったり
Botの可能性、情報共有が苦手な人から引き出すことが出来るのではないか - アウトプットから考えよう。
マズローの欲求5段階説+自己投越 - 情報ではなく知識を、仲間とともに成長を
- 自分の思いをコミットせずにもらった仕様書だけを見て仕事してるのは情報処理者
→考えて仕事をしよう
野中郁次郎さんが好きらしい。
個人的にはこの本も好き→ 失敗の本質―日本軍の組織論的研究
プレゼン塾
- プレゼンが仕事。年200回くらい 政府や会社のTOP向けにもやる
- プレゼン3層構造
ビジョン:why:何のためのプレゼンか?
核:what:何を伝えるプレゼンか?
話術:How:どうやって伝えるのか? - ビジョンとは何か?
究極の理想の形であり変更不可。時間をかけて決める
プレゼンは相手に行動させるために行う、プレゼンには未来を描け! - ミーティングだって合コンだってプレゼン、人に誰かを伝えることはプレゼン
→ただの報告はメールで十分 - 時間と空間の共有は貴重
- 核
聴衆がプレゼンの後でほかの人にワンセンテンスで内容を説明できるもの - スライド作成テクニック
スライド1枚にテーマ1つ・説明3つ
アニメーションは控えめに
思いついた英語のキーワードで画像検索
おすすめ→写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK - 話術
自分の口癖を把握し気にするくらいの余裕を持つ
動画を撮って振り返るのは有用 - 誰でも上達する。聴衆の期待に応える という事を考える。聴衆は敵ではない
- プレゼンの内容は本にも書いたので参考に
→ 外資系エリートのシンプルな伝え方|中経出版
資料のリンクがあるのでそっちを見るのが良いかも
→ Microsoft OneDrive
パネルディスカッション
海外との差、労働時間の違い
- 朝何時に行くっていうのはナンセンス
机に座ってる=仕事してるのか?
アメリカだと自国で時差がある。グローバル企業は時間の感覚が閉じない - 日本は時間に厳しい=開始の時間だけ
1時間のミーティングが20分で終わったならさっさと解散しろ - 効率を悪くしたほうが儲かる、ナレッジワーカーの時間の効率化が進んでいない
- 戦争負けた→精神論 みたいなのうざい
- マネージャーがイケてない
年功序列型でクズが上にあがる - アメリカはクビにするハードルが低い
結果出してない→何回か警告出る→改善しない
そもそも、クビにできるようにならないと怖くて採用出来ない - 人材流動性が低いことによって日本危険
こういうことが許される組織なんだな と思わせたらダメ - グローバルで働く=TOP10%,20%を常に目指す、首にできないどっちが暗い?
キャリアの違い
- 日本は新卒の給料がやっすい。アメリカとは5倍異なる
借金作って大学行ってる人は高い給料もらえないと借金返済出来ない - アメリカはグラスドアっていう給料を比較出来るサイトがあり親しい人の給料がわかる
https://www.glassdoor.com/index.htm - 日本でいう35歳説。海外ではコード書きたい人はずっとコード書く
- 責任が重い代わりに給料が高くなる。アメリカでもマネージャーは高い水準
- 海外はコミュ力が絶対必要。シンプルな英語でなるべく多く自分の力をプレゼンする必要がある
- 現在の環境で何をアウトプットし成長していくかが大切
- 自分の意図を伝える能力を上げていく必要がある
考える力 (Jason Danielson)
- コンピューターサイエンス専攻
- 2年勉強して日本に来たけど全然しゃべれなかった
完璧な文法が必ず必要ない。言い方を変更し伝える事が大切 - GEに入社、ごりごりなJava。20年レントゲンの画像を保管するようなシステム
- ITの進化スピードがすごい
世界の裏側で起こったことがポケットに入っている - 何十年何百年続く会社の考え方をそのままITに利用するのは微妙なこともある
- 日本のIT企業は時間をかけすぎてる気がする
- 英語の情報が最初に入ってくるし情報量の違いはある
Wikipediaの例、日本:280万ページ、英語:3900万 英語は13倍の記事 - 人生は仕事だけではない
- 自分が何をやっているのかを考える。何がしたいのかを考え行動し試す。
以下感想
世界基準でやってる人だとやっぱり日本のどんくささに不満を持ってるなー。
制度として会社がある程度簡単にクビに出来ないのはかなり致命的だと思う
全ての会社をアメリカに寄せる必要はないだろうけど尖った会社が出てきにくい。
後はミスマッチが起こった際に雇用側と就労側両方にデメリットになってしまう気がするんだけどなー。
全体的に非常に面白かったです!