Yahoo! JAPAN Tech Conference 2019 行ってきた | Advent Calendar 2019
今年もアドベントカレンダーの季節。
振り返りもかねてるので簡単にやって行きたいと思います。
1年近く前から振り返っていくので新しさはないし中の人が転職してる可能性もある。
Yahoo! JAPAN Tech Conference 2019
基調講演
- PayPayをリリース、絶好調
- Data と AI を使ってグロースし続ける
kukaiというスパコンを自社で作成、省エネに対しての性能がかなり高い
→ヤフオクの不正出品や不適切なものを除却する機械学習に活用 - セキュリティ対応にも注力、TLS1.3対応は1.2と並行稼動を予定
- OSS活用にはライセンス遵守、脆弱性、プロダクト継続・信頼性
→脆弱性対応は自社のランクに応じて対応
パスワードレス普及への取り組み/ヤフーのデータ戦略を支えるID連携
- 月間ログイン2018/9 4587万ユーザ
- 93%がパスワード忘れ、73%複数で同じパスワード、85%リスト型攻撃を知らない
- 生体認証によるセキュリティ向上
→W3CでWebAuthenticationによりブラウザでFIDO2認定
データの力で実現するYahoo!ショッピングのCRM
- 2014年以降Yahooショッピングは成長中、11%増
- 属性・行動を分析し一人ひとりにオファーを実施
→1to1の対応で実店舗に勝てるようにする - 買い物は消費するときに価値が生み出されるもの
- 昔はメールを飛ばせば飛ばすだけ効果があると考えられていたが昨今はそんなことない
- When(いつ)の最適化、データ分析・利活用をリアルタイム化
ライブ動画配信サービス「ワイキュー」の作り方
〜優れた社内技術で実現する、少人数のサービス開発〜
- スマホのYahooTopリニューアルやったYUI → React(Redux)
- 3人で開発してる。フロントエンド1名+バックエンド2名
※サーバ管理や運用は別チーム - テック企業なのでそれぞれの機能ごとにプラットフォームが存在
社内に不正投稿判定用のプラットフォーム等も活用 - 開発工数としては15人月程度で実現
Kubernetesで実現したYahoo! JAPANの次世代開発環境
~ 100以上のクラスタを少人数で運用する秘訣 ~
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Z Labっていうインフラ基盤の研究開発とかやってる子会社
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12 FactorAppの実現
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k8sの活用 → Kubernetes as a Service 通称KaaSを提供
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OpenStackを活用
Yahoo! JAPANの巨大インフラの運用と展望
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OpenStack on k8s、コンテナイメージのCI/CD、ChartsによるPackage、Rallyによる監視
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NW関連のCIはVagrant + CumulusVX + RFC5549 + Ansible、Apstraも活用
インフラ系に詳しくなかったりCRMよくわからんみたいな状態だったので
非常に勉強になるセッションが多かった。