AWS Summit Tokyo 2016 Day2 行ってきた| Advent Calendar 2016
IT系の勉強会行ってきた Advent Calendar 2016 - Adventar の14日目!
AWSだと年末にアメリカで re:Invent があって、それを日本向けに事例や解説するのがAWS Summitという位置づけな気がするので、
新機能とか流行りを追うのであれば re:Invent を見るのが良い気がする。
基調講演
- 2011年3月2日 東京リージョンを開設から5年
クラウドは導入ではなく活用が普通になっている - Amazon倉庫の倉庫用ロボットが棚を持ってくる動画紹介
- echoやdashボタンも紹介(6月時点では対応はアメリカのみ)
- MLBのリアルタイム分析の事例紹介
- AmazonAurora:MySQL互換、AWSの中で一番急成長しているサービス
毎日新聞、nulab、zaim、gumi、dwango採用事例多数
クラウドとマイクロサービスによる音声操作の新時代
- タッチの時代は過去のものになるかもしれない。スマホや車載情報機器等
自然な会話が鍵を握っている。自然に話すだけなので集中できる - EchoとAlexa(中の人)
Echoはマイクがかなり高性能で「あれくさ」で反応すると黄色になる - Alexa Skillを追加(音声認識に対してワードを追加して命令を設定)のデモ
- Raspberry Piにマイクを取り付けAlexaを呼び出す事も可能
オープンでフリーな開発者プラットフォーム - 日本では発売されてないけど今後ローカライズは広めていきたい
自分の仕事を守りたいのでこれ以上は言えない
サーバーレスで構築する、マイクロサービスの未来形
- 3つの抽象化のレイヤーがある
VM:ハード、コンテナ:OS、サーバレス:言語ランタイム - メリットを3つ紹介
サーバ管理が不要、設計や保守運用もいらない
継続的なスケーリング
アイドル時間は課金されない、コールドサーバは無い - サポートされてる言語をZIPでアップすれば実行可能
柔軟な使用法、シンプルなリソースモデル、セキュリティや権限管理も可能 - デモ:AWSの各種サービスを組み合わせ
【パネルディスカッション】Slack, Qiita, GitHub 利用者 & 提供者の視点で見る、クラウドとツールの使いどころ
- それぞれのツールが特定ドメインの問題解決に注力、1つの機能をシンプルし特化
- Slackは開発者との相性が非常に高い、APIが公開されているので連携しやすい
- Qiita 全てがQiitaに集まるという想定ではなく情報共有に特化
- Github:ディベロッパーによるディベロッパーのためのサービス、コラボレーションのハブ
- クラウド上にあることで新しいことを試しやすい
- 社内での稟議を通すには?
→いきなり部長ではなくミドルマネジメント層やロックスターチームにまずは取り込む
→上司は下がうまく回っている事を悪くは思わない
→著名なコンサルタントに上の人を殴ってもらう - 導入後のKPIとかROIどうしてる?
→基本は人件費の方が高い、本業の効率化によってペイ出来るのではないか
→数字だけで見れない世界があることを経営層は知っているはず
【パネルディスカッション】サーバーレスの波はホンモノか? 最前線の開発者に聞くコードでサービスの全てを提供する方法
- 各社の事例
EC2→Kinesis→Lambda→Kinesis→EC2
Gateway→Lambda→Kinesis→Lambda→S3 別途分析をRedshift - サーバレス採用の理由
データサイエンティスト中心のチームでインフラの人が居ない
仕事が明確なので実装は複雑になりにくい - 単純な金銭面も大切だが、Lambdaは試して作っていくコストが非常に低い
サーバー代よりも人間の時間の方がコストが高い - 稟議や申請があると急にハードルが上がる。先に試せる環境を用意してあげることが大切
どこの企業もAWS Summitで発表するくらいなので、エンジニアがある程度クラウド環境をいじれる感じになってていいなー。とないものねだり
来年は個人で契約してクラウド童貞を卒業したいと思います\(^o^)/